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SQL バッファを表示し実行する

RUN は画面に現在の SQL バッファの内容を表示した後、実行を行なうためのコマンド

  • 短縮形は R

RUN コマンド

RUN コマンドの構文

RUN

短縮形

R

RUN コマンドは list コマンドと スラッシュ(/) の合成コマンドのようなものである。
SQL バッファの内容を表示した後に SQL バッファの内容を実行する。

最後に入力する セミコロン(;) とスラッシュ(/) の意味

どちらも、SQL*Plus に SQL 文を実行させるためのトリガーになる文字であるが意味づけは若干異なる。
(これらの文字をパラメータで違う文字に設定することができるが、いまだかつて必要になった事はない。)

-- セミコロン
SELECT SYSDATE FROM DUAL ;
-- スラッシュ その 1
SELECT SYSDATE FROM DUAL
/
-- スラッシュ その 2
DECLARE
	v1  NUMBER; 
BEGIN
	SELECT 1 INTO v1 FROM DUAL ;
END ;
/
-- ドット (中断する場合)
DECLARE
.
セミコロン(;)
SQL*Plus コマンドの終端文字
単独で使用すると LIST コマンドと同じ動作になる。
SQL と SQL*Plus コマンドの終端文字はデフォルトで同一であるが SQL*Plus コマンドの終端文字は CMDSEP システム変数で変更可能。
セミコロン(;)
単一の SQL 文、 PL/SQL ステートメントの終端文字
SQLTERMINATOR システム変数で変更可能
スラッシュ(/)
SQL バッファの実行 兼 ブロック全体の終端文字
PL/SQLブロック内には、文の終端文字としてセミコロンが既に使用されているため、文末と全体の終端との区別のためにある。 機能的には、RUN コマンドと似ているがスラッシュは SQL バッファを表示しないで実行する、 また、RUN コマンドには終端文字として機能はないという点も異なる。
単独で使用すると SQL バッファを実行(再実行)する。
ドット(.)
ブロック全体の終端文字
行頭で使用することで、終端文字として扱われる。(変数の終了文字としても使用する。)
ブロック要素の入力途中での間違いや入力を中断したいときに使用する(程度しか思い当たらない) (入力文字はバッファに入る)
BLOCKTERMINATOR システム変数で変更可能
 


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