タイマーの設定と表示
TIMING は複数のタイマーの設定と表示および削除を行なうためのコマンド
TIMING コマンド
TIMING コマンドの構文
TIMING [SHOW]
TIMING START タイマー名
TIMING STOP
短縮形
TIMI [SHOW]
TIMI START タイマー名
TIMI STOP
TIMING コマンドを単独で実行するとタイマーの使用状況が表示される。
タイマーを複数スタートさせた場合にはタイマーはネストされていく。
SHOW および STOP コマンドにはタイマー名を指定できない。最後のタイマーの経過時刻の表示と停止を行なう。
タイマーの開始と終了とその間に表示できる経過時間
複数のタイマー (TIMING) の使用例
timing.sql
set feed off
timing start timerA
call dbms_lock.sleep(2);
prompt タイマーAの経過時間
timing show
prompt
timing start timerB
call dbms_lock.sleep(5);
prompt タイマーBの経過時間
timing show
prompt
prompt タイマーBを停止しました
timing stop
prompt
prompt タイマーAを停止しました
timing stop
timing.sql の実行結果
SQL> @timing
タイマーAの経過時間
timerAのタイミング。
経過: 00:00:02.00
タイマーBの経過時間
timerBのタイミング。
経過: 00:00:05.00
タイマーBを停止しました
timerBのタイミング。
経過: 00:00:05.00
タイマーAを停止しました
timerAのタイミング。
経過: 00:00:07.00
SQL>
名前付きタイマーをすべて削除する
TIMING コマンドで作成したすべての名前付きタイマーを削除する。
SQL> CLEAR TIMING
SQL> CL TIM
タイマーはクリアしなくても STOP すれば削除される。