SQL*Plus 事前定義済みの変数一覧
SQL*Plus の変数には、アンダースコア(_) から始まり一般的に値を変更しない事前定義された変数がある。
コマンド | 説明 |
_CONNECT_IDENTIFIER | 接続識別子 |
_DATE | 現在日付と時間 |
_EDITOR | ホストエディタの実行モジュールのパス |
_O_VERSION | オラクルのバージョン表記(メッセージ的) |
_O_RELEASE | オラクルのリリース番号(2x5=10桁の数値) |
_PRIVILEGE | 現在の権限レベル |
_SQLPLUS_RELEASE | SQL*Plusのリリース番号(2x5=10桁の数値) |
_USER | 接続しているユーザー名 |
事前定義変数 補足説明
事前定義済の変数はシステム変数とは違い SET コマンド ではなく DEFINE によって再設定する。
_CONNECT_IDENTIFIER
Oracle 9i Release 2 以降
_EDITOR
EDIT コマンドで使用するホストエディタのモジュール名を設定する
UNIX 系の場合には 環境変数 EDITOR が設定される。
Windows の場合にはメモ帳が設定されている。どちらも変更することを推奨する初期設定の内容である。
設定例 glogin.sql などに設定する。
SQL> DEFINE _EDITOR="C:\Program Files\Hidemaru\Hidemaru.exe"
UNIX 系であれば vi などに Windows 系であればパス名を含めたエディタへの実行モジュール名(引用符で囲む方がよい)を指定する。
_DATE
NLS_DATE_FORMAT によってフォーマットされた現在日付、時刻が文字列として格納される。
※ データベースの日付ではなく、SQL*Plus が稼動しているローカルマシンの日付
_PRIVILEGE
「AS SYSDBA」、「AS SYSOPER」または 空白が設定される。空白は一般ユーザーか未接続状態をあらわす。
SQL*Plus コマンドとシステム変数