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SQLPROMPT システム変数

SQLPROMPT は SQL*Plus のコマンドプロンプトに表示される文字列を設定する。デフォルトは "SQL> "

  • 短縮形は SQLP
  • デフォルト値 SQL>

SET SQLPROMPT コマンド

SET SQLPROMPT コマンドの構文

SET SQLPROMPT プロンプト表示文字列

短縮形

SET SQLP プロンプト表示文字列

デフォルト

SET SQLPROMPT 'SQL> '

置換変数による SET PROMPT の記述がサポートされたのは Oracle 10g 以降

SQLPROMPT の設定例

事前定義変数 _USER を使用してプロンプトに接続中のユーザー名を設定する。
_USER は Oracle 10g から追加された SQL*Plusの事前定義変数

SQL> conn / as sysdba
接続されました。
SQL> SET SQLPROMPT "_USER> "
SYS> conn rivus/rivus_pass
接続されました。
RIVUS> SET SQLPROMPT "SQL> "
SQL>

プロンプトをサービス名(データベースの名前)とユーザー名にする

ユーザープロファイル(login.sql) に以下の記述を追加しておくと接続の度に呼び出されるので自動的に再設定されるようになる。

SQL> SET SQLPROMPT "&_USER.@&_CONNECT_IDENTIFIER> "
RIVUS@orcl_net>

ローカル接続の場合には _CONNECT_IDENTIFIER は環境変数 ORACLE_SID が設定される。

login.sql、glogin.sql について ⇒ チューニングした環境を設定ファイルに記述しておく

コマンドプロンプトを日時/時刻にする

プロンプトを日時にする場合には SQLPROMPT と事前定義変数 _DATE Oracle 10g を使用する。時刻だけの場合には SET TIME コマンドを使用する。

-- コマンドプロンプトを日時にする
SQL>
SQL> SET SQLPROMPT "_date> "
2006/12/09 15:53:11>
 
-- コマンドプロンプトを元に戻す
2007/12/09 15:53:13> SET SQLPROMPT "SQL> "
 
SQL>
SQL> set time on
15:53:24 SQL>
 
-- TIME ON と SQLPROMPT の併用も可能
15:53:24 SQL>
15:53:32 SQL> SET SQLPROMPT "_date> "
15:53:35 2006/12/09 15:53:35>
 
-- コマンドプロンプトを元に戻す
15:53:37 2007/12/09 15:53:37> set time off
2007/12/09 15:53:42> SET SQLPROMPT "SQL> "
SQL>

※ 表示されている日付と時刻はクライアントのシステム日付

 


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