フリーリスト管理とは

フリーリスト(空きリスト)とは、そのセグメントに割り当て済みで、かつデータを挿入することができるデータブロックのデータベース(順位付きのリスト)である。
フリーリストはセグメント単位に管理されており、登録と抹消は以下のルールに従う。

フリーリストへの登録と削除は、データの挿入、更新、削除により発生する。

フリーリストへの登録の条件

フリーリストに登録される場合、データブロックはリストの先頭に登録される。リストの先頭に登録することで次の操作がキャッシュメモリ上で行なわれる可能性が非常に高くなる。

  • データ挿入時にデータブロックの空き領域が PCTFREE を超えている場合
  • データ更新、削除時にデータブロックの空き領域が PCTUSED を下回った場合

フリーリストからの抹消の条件

  • データ挿入時にデータブロックの空き領域が PCTFREE 以下になった場合
  • データ更新時にデータブロックの空き領域が PCTFREE 以下になった場合は不明(マニュアルに記載なし)
 


関連事項

日本オラクル
■ 日本オラクル 株式会社
■ オラクルマスター資格 (オラクルマスターとは
■ Oracle Web セミナー