SQL*Plus を終了する
EXIT と QUIT は SQL*Plus を終了させるためのコマンド
EXIT と QUIT はまったく同一機能である。(厳密には QUIT は EXIT のエイリアスの位置づけ)
EXIT、QUIT コマンド
EXIT コマンドの構文
EXIT [ SUCCESS | FAILURE | WARNING | 戻り値(※1)] [ COMMIT | ROLLBACK ]
(※1) 戻り値には 定数、DEFINE による変数、VARIBLE による変数を使用できる。
EXIT のステータスコードについて
EXIT の値は数値に限られる。数値以外の戻り値を設定すると FAILURE が戻り値となる。
終了コードと数値はプラットフォームによって異なると書かれているので個別にチェックしてください。
- 正常(SUCCESS) : 0
- 異常(FAILURE) : 1、または、0 以外
- 警告(WARNING): 2
が多いと思われる。WARNING をサポートしないプラットフォームもある。
EXIT(戻り値)の上限
UNIX 系の EXIT のステータスコードは 下位の 8ビットでマスクされるために 256 以上の数値を指定しても違う値に変換される。特に 256 の倍数は 下位 8ビットでマスクされると 0 になるので正常終了と誤認する危険がある。
Windows 系だからといって 256 以上の戻り値を使用するとプラットフォームの互換性が無くなるので控える方がよい。
戻り値が格納される特殊変数
- sh 系 (bsh, ksh, bash ) シェルスクリプトファイル
$? 変数
- csh 系 (csh, tch) シェルスクリプトファイル
$status 変数
- Window コマンド・プロンプト バッチファイル
%ERRORLEVEL% 変数
簡単な SQL*Plus の使い方 - 終了例 -