中央値、補正された中央値を求める
MEDIAN ( expr )
return [ number | datetime ]
- SQL でのみ使用可能。(PL/SQL の埋め込み SQL 含む)
MEDIAN 集計関数の内容
グループにおける 数値式 expr1 の中央値を戻す。
中央値とは例えば 3つのデータから構成されたグループであれば並び替えた後の 2番目の値をさす。
もし 4つのデータから構成されたグループであれば並び替えた後の 2番目と 3番目の 2つの値から「直線補完」によって得られた数値、または、日時を戻す。
注意
MEDIAN 集計関数は連続分散するデータを想定した逆関数であり、例えば階段モデルのような不連続な分布が大量にあるデータでは安定した結果を望めない。
- 中央値と補正された値、そして MEDIAN の取得にあまり適さないデータ
中央値と平均値
日付の 中央値 と 平均値 を取得する
AVG 集計関数 は数値に対しての集計関数(グループ関数)であるため、日付に対しての平均をとることができない。(日付の平均に意味があるかは別問題として)
注意
最初に基準日を 1970 年ではなく SYSDATE を使用したときに、良くわからないタイミングで平均値が 1 秒異なってしまったことがあったので SYSDATE 基準で計測しない方がよい。意味無くシステムコールを呼び出して現在日付を取得するより リテラル日付 の方が効率も良いだろう。