Top > SQL 関数一覧 (A‐D) > CORR(集計関数)

グループの相関係数を求める

syntax

CORR ( expr , expr2 )
return [ NUMBER ]

parameter

expr1数値式
expr2数値式

return

  • ピアソンの相関係数を戻す。[ -1 .. +1 ]

avail

  • SQL でのみ使用可能。(PL/SQL の埋め込み SQL 含む)

CORR 集計関数の内容

グループにおける 数値式 expr1expr2 との間のピアソン相関係数 (CORRelation) を戻す。

相関係数とは 2つの値の関連性を求めるもので あるグラフを書いて X 軸の 値 x と Y軸の 値 y において y = ax のように 「一直線」で「右上がり」の関係がある場合には +1 、「一直線」で「右下がり」の場合には -1 となる。傾き a は関係ない。x と y が無秩序に散らばっていると絶対値で 0 に近い値になる。

相関係数は2つの値が直線的な関係にあるときに適した関数。
一般的に相関係数の絶対値が 0.8 以上であると「強い相関がある」とされ、0.2 以下であると「ほとんど相関がない」と解釈されるようである。(相関係数については外部リンク参照)

  • 相関係数 +1 と -1
相関係数のグラフ

ピアソン相関係数以外の相関係数を求める関数

  • CORR_S 関数:スピアマンの順位相関係数を求める
  • CORR_K 関数:ケンドールの順位相関係数を求める
 


 
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相関係数 関連外部リンク

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