エクスポート・インポート時のモードと対象オブジェクト
各モードと該当するオブジェクト一覧
エクスポート・インポート (オプション) における exp(imp) { tables | owner | full | tablespaces } オプション
- 表モード: tables = (tablenames..)
- ユーザー・モード: Export 時 owner = (usernames..) | Import 時 fromuser , touser
- データベース・モード: full = { Y | N }
- 表領域モード: tablespaces = ( tablespaces ..)
オブジェクト | 表モード | ユーザー・モード | データベース・モード | 表領域モード |
表で使用されるオブジェクト型定義 | あり |
表の事後処理 |
表の事後プロシージャ処理およびオブジェクト |
表のセキュリティ・ポリシ |
表制約(主キー制約、一意制約、CHECK 制約) ⇒ (参照整合性制約) |
表データ |
ネストした表のデータ |
分析表/ 統計 |
表定義 ⇒(外部表) |
列コメントおよび表コメント |
索引*1 |
表と索引の所有者が異なる索引 | あり(※1) | あり | あり | あり |
トリガー | あり(※2) |
トリガー(他のユーザー所有) | あり(※3) | なし |
オブジェクト権限 ⇒(システム権限) | あり(※4) | あり | あり | あり |
オブジェクト | 表モード | ユーザー・モード | データベース・モード | 表領域モード |
監査情報 | あり | なし |
外部表(定義のみ) |
参照整合性制約 |
クラスタ定義 | なし | あり |
分析クラスタ | なし | あり | なし |
データベース・リンク |
ディメンション |
外部関数ライブラリ |
索引タイプ |
Java リソースおよびJava クラス |
ジョブ・キュー |
オブジェクト型 |
演算子 |
スキーマの事後プロシージャ処理およびオブジェクト |
スキーマの事前プロシージャ・オブジェクトおよび処理 |
プライベート・シノニム ⇒ (パブリック・シノニム) |
プロシージャ・オブジェクト |
リフレッシュ・グループ |
シーケンス(順序番号) |
スナップショット・ログ |
マテリアライズド・ビュー |
ユーザー・ビュー |
ユーザー定義のストアドプロシージャ群(パッケージなど含む) |
オブジェクト | 表モード | ユーザー・モード | データベース・モード | 表領域モード |
ユーザーの定義 | なし | なし | あり | なし |
パスワード履歴 |
ロール |
ロール権限 |
プロファイル |
リソース・コスト |
デフォルト・ロール |
パブリック・シノニム |
システム権限 |
アプリケーション・コンテキスト |
ディレクトリ別名 |
インスタンスの事後処理およびオブジェクト |
ロールバック・セグメント定義 |
表領域定義 |
表領域割当て制限 |
ユーザー・プロキシ |
(※1) 特権ユーザー以外は自スキーマのみ。特権ユーザーでも索引は表に付帯するため表の所有者を指定しない場合にはエクスポートされない。
(※2) 上記 (※1) とは異なり、トリガーの所有者であれば「所有者の異なる表」に関するトリガーであってもエクスポート(インポート)可能。
また、データベース・モードでは SYS が所有するトリガーはエクスポートされない。なおマニュアルでは
全体インポートの前後のいずれかに手動で再作成する必要があります。
SYS トリガーによってインポートの進行を妨げるような処理が定義されないように
SYS トリガーはインポートの後に再作成することをお薦めします。
とある。
(※3) 特権ユーザーのみ (IMP_FULL_DATABASE、EXP_FULL_DATABASE)
(※4) 表および索引のみ