LINESIZE システム変数
LINESIZE は1行の長さを設定する。
- 短縮形は LIN
- デフォルト値 80 (iSQL*Plus は 150)
SET LINESIZE コマンド
SET LINESIZE コマンドの構文
SET LINESIZE 文字数(実状はバイト数)
短縮形
SET LIN 文字数(バイト数)
デフォルト
SET LINESIZE 80
ラインサイズはデータ行とタイトル行、レポートヘッダ(フッタ)に影響あるシステム変数である。
上限値はシステム依存であるが、32bitOS のプラットホームでは 32K(32767)バイト ⇒ SQL*Plus 制限
LINESIZE を大きく設定しても CLOB や LONG 項目が LINESIZE 未満で切り捨てられることがある。
これは LINESIZE による制限ではなく、実際は「カラム長」に関する制限の SETLONG/SET LONGCHUNKSIZE(デフォルト長 80 バイト)
によるものであることが多い。
LINESIZE の設定例
ラインサイズを 5 バイトにする。
SQL> SET LINESIZE 5
SQL> select 'abcdefgh' MOJI from dual;
MOJI
-----
abcde
fgh
SQL> -- 折り返しをしない
SQL> SET WRAP OFF
SQL> select 'abcdefgh' MOJI from dual;
MOJI
-----
abcde
実際問題としては1行のサイズを短くすることはほとんどない。
潤沢なメモリ環境を背景に 80 バイトで足りない場合には一気に上限一杯の 32767 バイトにすることが多い。
DBMS_OUTPUT パッケージと同様、そろそろ制限なしにしても良いのでは?と思う。
関連事項
- SET WRAP
- SET LONG
- SET LONGCHINKSIZE
- ページヘッダー
- 列ヘッダー
- ページブレーク
- タイトル