ある数値以下の最大の整数を求める、数値以上の最小の整数を求める
CEIL ( number )
FLOOR ( number )
return [ integer ]
number | 整数に切り上げ、切り捨て処理を行なう数値式 | |
- 整数値に切り上げ、または、整数値に切り捨てされた number と同じデータ型の数値
CEIL 関数の内容
CEIL 関数は天井関数とも呼ばれる関数である。
数値式 number 以上の最小の整数を戻す。正の数に限って言えば切り上げと同じ結果となる。負の数を指定すると切り上げにならない。
切り上げを行なう標準 SQL 関数は用意されていない ⇒ ユーザー定義の切り上げ関数 ROUNDUP 参照。
FLOOR 関数の内容
FLOOR 関数は床関数とも呼ばれる関数である。
数値式 number 以下の最大の整数を戻す。正の数に限って言えば切り捨てと同じ結果となる。負の数を指定すると切り捨てにならない。切り捨てを行なう標準 SQL 関数は TRUNC 関数 である。
CEIL 使用例
SQL> select num, CEIL(num), roundup(num) from floor_ceil_sample;
NUM CEIL(NUM) ROUNDUP(NUM)
---------- ---------- ------------
10.5 11 11
-10.5 -10 -11
10.1 11 11
-10.1 -10 -11
10.9 11 11
-10.9 -10 -11
ROUNDUP 関数 は標準関数ではなく ストアドファンクション によるユーザー定義関数
FLOOR 使用例
SQL> select num, FLOOR(num), trunc(num) from floor_ceil_sample;
NUM FLOOR(NUM) TRUNC(NUM)
---------- ---------- ----------
10.5 10 10
-10.5 -11 -10
10.1 10 10
-10.1 -11 -10
10.9 10 10
-10.9 -11 -10
SQL 関数 - CEIL,FLOOR 関連