ユーティリティ使用時のエラー

IMP-00032: SQL文がバッファ長を超えました

原因

IMP-00032 エラーはテーブルを操作するDDL、DML の使用するバッファが不足しているために発生する。カラム数が多い、大きなサイズのデータ(LONG/LOBなど)などを投入していることが予想される。
インポート・ユーティリティのデフォルトバッファサイズは XXXX*1 バイトのためにデフォルトのままでは少ない。

対応

インポート・ユーティリティ で使用できるバッファサイズを大きくする。また、バッファサイズの拡張はインポートのパフォーマンスも向上する。
最低 1048576(1MB) 以上 1MB 単位に増加させていき様子をみながら最適値を探す。 REDO ログバッファの大きさを参考にするとよいかもしれない。
(一定以上大きくしてもパフォーマンスは向上しない、メモリの無駄遣いになる。)

# IMP BUFFER=1048576 〜
 


 

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OTN (Oracle Technology Network)によるエラーメッセージによる情報だけでは、対処に困ったエラーについてのプラクティスです。
ベスト・プラクティスというわけではないので、書いてあることに固執しないで広い視野でエラー対応してください。

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*1 デフォルト値は 対話モードで実行すると入力を要求される値:OSにより異なる Linux 4096バイト