ALTER TABLE <キャッシュ> の設定変更
ALTER TABLE <alter_table_properties> <cache | nocache>
ALTER TABLE 〜 CACHE
表のキャッシュを ON にする。
キャッシュを ON にすることでテーブルのレコードがフルスキャン(全表スキャン)されると、そのデータをバッファ・キャッシュ上に保持されるようなり、テーブルのアクセスが高速になる。(※)
my_table の CACHE を ON に変更する。
ALTER TABLE my_table CACHE
(※) このキャッシュは LRU リスト(Least Recently Used List: 最近最も使われなかったものリスト) と呼ばれるもので管理されている。
CACHE が ON にされたテーブルのレコードは LRU リスト上の MRU (Most Recently Used) 側にデータが置かれるようになる。
LRU リスト上の LRU 側をコールド・バッファ。MRU 側をホット・バッファと呼ぶ。
この設定が高速化のチューニングとして有効なのは、テーブルが 小規模表 の場合である。
ALTER TABLE 〜 NOCACHE
表のキャッシュを OFF にする。
my_table の CACHE を OFF に変更する。
ALTER TABLE my_table NOCACHE
関連事項